映画内の時系列では一条シンくんが自転車で土手の道を自転車で走ってるシーンが最初です。
本編はオバレのシーンから物語ははじまりますが、この映画の中で起こってることとしてはまず1番はじめにこれがおこってます。
→この時、疲れたと言っているシンくん。
前情報なしの映画初見だと、なんで疲れているのだろうとなります。いや、多分大半の方はそんな話よりもこの前のオバレのプリズムショーの衝撃とこの後のシンくんのときめきサイクリングのインパクトからの聖との出会いが強すぎて覚えてないかもしれませんが、実はこんなシーンがありました。この謎は映画前にでていたアニメイトTVのキャラクターインタビューに正解が隠されています。
アニメイトTV 一条シンインタビュー
http://sp.animate.tv/news/details.php?id=1450236625
この記事にはシンくんが中学3年生で塾に通いはじめたということが書かれています。
このことからシンくんが疲れたというのは、高校受験のため通いはじめた塾の帰りであることが予測できます。今までは部活のサッカー(記事より)に精を出して中学時代を過ごしていましたが、大会も終わり慣れない塾に行き始めたということ。これから今までとは違う疲れ、不確定な目的のために好きではない勉強をやらなくてはならないというジレンマ。やらなくてはならないからやらなきゃいけないのは自然とストレスになりますよね。この時のシンくんはその状態だったんだと思います。
そして、そんな時に見つけたいつもの道でみたことがないホタルが一匹。誰もがこの変わりない退屈な日常から少しでもいつもと違うなにかがあるのではないかという期待、非日常に浸りたいという好奇心旺盛な気持ちがでてくるはずです。特に中学3年生のシンくんは憧れが強かったでしょう。
そして、自転車を止め、ホタルを追い、出会ってしまった。
幻想的な風景の中、宙に浮く不思議な少年に
突然少年に渡される1つのペンダントと1枚のチケット。この1枚のチケットがシンくんの運命を大きく変えることになったのです。
そしてここからシンくんのプリズムの輝きを追う物語が始まったのです。
ありがとう、シンくん
続きはまた書く余裕が出たら書いてみます
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